GNU Tar とは
tar とは、Linux や FreeBSD などの PC-UNIX はもちろん、
その他の UNIX 系システムの世界では、
磁気テープなどの媒体にファイルを保存する目的や、
複数のファイルをアーカイブとしてまとめる用途に最も多く使用されているソフトウェアの一つです。
従来の UNIX 系システムに標準で用意されているコマンド tar に対し、
GNU tar はオプション z で gzip 形式のアーカイブも同時に展開できるなどの拡張がされています。
サイトリスト
- WEB site
- http://www.gnu.org/software/tar/tar.html
- Primary site
- ftp://ftp.gnu.org/gnu/tar/
- Mirror site
- ftp://ring.asahi-net.or.jp/pub/GNU/tar/
- ftp://ring.ocn.ad.jp/pub/GNU/tar/
コンパイル・インストール方法および注意点
詳細は以下の「コンパイル・インストールのログ」を参照してください。
GNU Tar version 1.12
- 特に注意すべきことはありません。configure と make で構築できます。 ただし私の環境ではインストール場所等を指定しています。
- Linux では make check を忘れています。f(^^;;
- HP-UX では gcc 2.6.3 ではコンパイルに失敗しました。
gcc: Internal compiler error: program cc1 got fatal signal 6
というエラーになります。そのため gcc 2.7.2.1.f.1 を使用しています。
GNU Tar version 1.13
- 特に注意すべきことはありません。configure と make で構築できます。 エラーは出ませんでした。
- ここではコンパイルのオプションに CFLAGS=-O2 と LDFLAGS=-s を与えるために環境変数を設定して configure の実行をしていますが、これは特に指定しなくても問題はありません。
- ここでは既にインストールされている /bin/tar と置き換えるために --bindir=/bin を、そして他は /usr 以下にインストールするために --prefix=/usr を configure のオプションに指定しています。
- ここで使用しているアーカイブ tar-1.13.tar.gz は tar + gzip 形式ですが、shar + gzip 形式の tar-1.13.shar.gz も用意されています。
- もし gtar という名前でインストールしたい場合は --program-prefix=g というオプションを付けて configure を実行します。
- 正常にコンパイルができているか make check で確認できます。make install の前にチェックしておくとよいでしょう。
GNU Tar version 1.15.1
- 特に注意すべきことはありません。configure と make で構築できます。 エラーは出ませんでした。
- ここではコンパイルのオプションに CFLAGS=-O2 を与えるために環境変数を設定して configure の実行をしていますが、これは特に指定しなくても問題はありません。
- ここでは /usr/local/gnu/ 以下にインストールするために --prefix=/usr/local/gnu を configure のオプションに指定しています。
- ここでは backup scripts もインストールするため --enable-backup-scripts を configure のオプションに指定しています。
- ここで使用しているアーカイブ tar-1.15.1.tar.gz は tar + gzip 形式ですが、shar + gzip 形式の tar-1.15.1.shar.gz も用意されています。
- もし gtar という名前でインストールしたい場合は --program-prefix=g というオプションを付けて configure を実行します。
- 正常にコンパイルができているか make check で確認できます。make install の前にチェックしておくとよいでしょう。
GNU Tar version 1.16.1
- ここではコンパイルのオプションに CFLAGS=-O2 を与えるために環境変数を設定して configure の実行をしていますが、これは特に指定しなくても問題はありません。
- ここでは /usr/local/gnu/ 以下にインストールするために --prefix=/usr/local/gnu を configure のオプションに指定しています。
- ここでは backup scripts もインストールするため --enable-backup-scripts を configure のオプションに指定しています。
- ここで使用しているアーカイブ tar-1.16.1.tar.gz は tar + gzip 形式ですが、shar + gzip 形式の tar-1.16.1.shar.gz も用意されています。
- もし gtar という名前でインストールしたい場合は --program-prefix=g というオプションを付けて configure を実行します。
- 正常にコンパイルができているか make check で確認できます。make install の前にチェックしておくとよいでしょう。
- 私の環境では、make check をすると、 storing sparse files > 8G で FAILED となりました。 diffutils-2.7 のコマンド cmp が 8GB 以上にファイルに対してエラーを出してしまったためです。私は diffutils-2.8 をインストールして回避しました。
コンパイル・インストールの手順
GNU Tar のコンパイル・インストールの手順は非常に簡単で単純です。
ここでは、私がインストールした際の手順だけをログから抜き出し、
まとめています。
詳細は以下の「コンパイル・インストールのログ」を参照してください。
GNU Tar version 1.15.1
# tar xfz tar-1.15.1.tar.gz # cd tar-1.15.1 # ls # env CFLAGS=-O2 ./configure --prefix=/usr/local/gnu --enable-backup-scripts # time make # time make check # su # make install # exit
GNU Tar version 1.16.1
# tar xfz tar-1.16.1.tar.gz # cd tar-1.16.1 # ls # env CFLAGS=-O2 LDFLAGS=-s ./configure --prefix=/usr/local/gnu --enable-backup-scripts # time make # time make check # su # make install # exit