自分だけの NetNews を (96/09/28)

ちょっとした実験をしてみたくて inn を起動することにした。実験て いってもたいしたことじゃない。たんに mnewsGNUS の設 定を確認したいだけである。

でもそんな確認の為だけに PPP 接続して電話代を NTT に払う のも何か腹が立つよね。:-)

というわけで cipher でも inn を立ち上げてテストすること にしたのである。

という理由で、ここでの設定は外に配送しないことを前提としている。一度立 ち上げてしまえば外への配送を行なうように変更することは、そう難しくはな いと思うが、とりあえず私の設定を参考にする場合は注意してください。

なおここで使用する innslackware 3.0 の DISK Set N に 入っていたものです。

まずは下準備だ!

とりあえず /etc/services の中を確認しよう。nntp の項はちゃ んとあるかな。ちなみに cipher での /etc/services の中に は以下のようになっていた。

nntp    119/tcp    readnews untp    # USENET News Transfer Protocol
次に /etc/inetd.conf の中を確認しよう。こっちは逆に nntp の項があってはまずい。もしあったら 1 カラム目に # を置いてコメントアウ トしよう。
#nntp	stream	tcp	nowait	root	/usr/sbin/tcpd	/usr/sbin/in.nntpd
もし /etc/inetd.conf を変更したら inetdHUP を 送っておくことを忘れてはいけない。
cipher:~# kill -HUP `cat /var/run/inetd.pid`
一応忠告しておくが、上記は root で実行しないとダメよん。:-P

次に /etc/syslog.conf だ。inn からのメッセージをどうする か記述しておく。ちなみに私は以下のようにした。

news.crit                                       /dev/console
news.crit                                       /usr/adm/news/news.crit
news.err                                        /usr/adm/news/news.err
news.notice                                     /usr/adm/news/news.notice
ここでも一応忠告しておくが、右と左の記述の間はスペースではダメ、 TAB にすること。そして /usr/adm/news/ というディレクトリ を作成しておく。あと OLD もね。
cipher:~# mkdir /usr/adm/news
cipher:~# mkdir /usr/adm/news/OLD
cipher:~# chown news.news /usr/adm/news
cipher:~# chown news.news /usr/adm/news/OLD
cipher:~# chmod 755 /usr/adm/news
cipher:~# chmod 755 /usr/adm/news/OLD
当然ながら、既に /usr/adm/news があるなら mkdir は必要は ないよん。

さていよいよ inn 用設定ファイルの作成だ。/usr/lib/news ディレクトリに行こう。

まずは history ファイルの作成だ。

cipher:~# touch history
cipher:~# bin/makehistory -f history
次に active ファイルの作成だ。内容は以下の通りである。
local.test 0000000000 0000000001 y
control 0000000000 0000000001 y
junk 0000000000 0000000001 y
ここで local.test は私が勝手に作成する News Group である。した がって名前はまぁ適当にどうぞ。でも controljunk は特 別なんでないとまずいです。

次に newsfeeds です。前述の通りローカルで使用するだけなので以下 の一行だけである。

ME:*::
まだあるぞ。次は expire.ctl だ。これは以下のようにした。
/remember/:14

*:A:1:7:never
control.*:A:1:7:never
junk.*:A:1:7:never

local.*:A:never:never:never
そして忘れちゃいけない。一番大事な inn.conf だ。
organization:   YOKOTA-NET, Tokyo, JAPAN
server:         cipher.king.or.jp
domain:         king.or.jp
ここでの organization は適当ね。さて設定ファイルはこんなもんか なぁ。内容を確認したら次に各ファイルのオーナーとグループを確認しておこ う。

よくひっかかるのだが inn の実行は news というオーナーで 行なわれる。

したがって上記のファイル全てオーナーを news にしておこう。私は 面倒なので /usr/lib/news 内のファイルを全て news にする 為に以下を実行した。

cipher:~# chown news.news *
さていよいよ起動、と思ったがその前にもう一つ。crontab を設定し ておこう。これは以下のコマンドで設定できる。
cipher:~# crontab -e news
立ち上がったエディタで設定しよう。私の内容は以下の通りである。
0 8 * * * /usr/lib/news/bin/news.daily delayrm < /dev/null
私の記憶違いでなければ /bin/shbash 1.13 以上であれば ``< /dev/null'' は必要ないハズであるが、念のために付けておく。

おまたせしました

いよいよ inn の起動だ。/usr/lib/news/etc/rc.news というファイルがあると思う。これを起動すればよい。

cipher:~# /usr/lib/news/etc/rc.news
起動にはちょっと時間がかかるかもしれないが、プロンプトが返ってきたら inn というプロセスがあることを確認してみよう。
cipher:~# ps -ax | grep inn
  110  ?  S    0:00 /usr/lib/news/etc/innd -p4 -i0 
  978  p5 S    0:00 grep inn 
これで OK だ。あとは /etc/rc.d/rc.local に記述しておけばリブー トしなおしても inn が立ち上がる。以下が私が /etc/rc.d/rc.local に追加した内容である。
#
# start INN server
#
if [ -f /usr/lib/news/etc/rc.news ]; then
    /usr/lib/news/etc/rc.news &
    echo "Start INN server"
fi
いかがですか。もし不幸にも立ち上がらなかったら /etc/syslog.conf に記述したファイルを見てみよう。何かエラーが出ているのかもしれません。

さてうまく inn が立ち上がったことだし、これでもう mnewsGNUS の設定確認に電話代を気にすることもなくなる。(^^;;

今日はルンルンのスィッチオフ。

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